■ シュウカイドウ ■

2012年10月01日 10:30

 大型台風が日本を縦断して、
昨日は高山でもよく雨が降りました。

雨が降ると、夕方、帰る頃には寒い上、
暗くなるのも本当に早くて、
昔ながらの佇まいを残す古い町並みは、漆黒に包まれます。

これも情緒のある景色ですが、何だか寂しい感じがしますね。



3~4日前から、
中庭の椅子席近くに
据えているこの花器。
生けているのは


<秋海棠 シュウカイドウ


です。




多くが、中国大陸(山東省以南)、マレー半島に分布し、
日本には江戸時代初期に園芸用に持ち込まれました。
丈夫な性質で、種や球根で増やすことが出来ます。


とても可愛いので色々調べてみて見つけた花言葉は、

「自然を愛す、恋の悩み、片思い、未熟」

「片思い」はハート形の葉の片方が大きくなるところから、といわれているそうです。

何となく、物悲しく、切なくなる季節<秋>。
その秋に花を咲かせる<シュウカイドウ>。
伝わらない気持ち、片思いの切なさを、
静かに花咲かせることで伝えようとしているのでしょうか?

ロマンティックで素敵ですね。

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